せっかく万博に行くのであれば、できるだけ多くのパビリオンやイベントを体験したいもの。事前にパビリオンやイベントをチェックし、予約システムを活用して効率よくめぐるのがポイントです。このページでは シグネチャーパビリオン EARTH MART について紹介します。来場計画の参考にしてください。
シグネチャーパビリオン EARTH MART の見どころ
テーマは「いのちをつむぐ」
万博のテーマを具体化するために、「シグネチャープロジェクト」として8つのテーマ事業が設定されており、そのうちの1つである「いのちをつむぐ」をテーマに展示されるパビリオンです。担当するプロデューサーは放送作家、京都芸術大学副学長の小山 薫堂さんです。
「いのちをつむぐ」とは、「生きる」ということ、そしてそれは「食べる」ということ。食を通じていのちを考えられるパビリオンです。プロデューサーの小山 薫堂さんは人気テレビ番組『料理の鉄人』を世に送り出したことでも知られています。
⾷のあたりまえをリセットする、空想のスーパーマーケット
「食といのちの循環に触れ、未来のヒントと出会う空想のスーパーマーケット」と説明があるように、スーパーマーケットで売り場をめぐるように展示を見られます。⾷が「いのち」であることを⾒つめ直す「いのちの売場」と、新しい⾷べ⽅のヒントに出会う「みらいの売場」の2つの売り場があります。
「みらいの売場」では、⾷の未来をより良くするため世界に共有したい、日本発の食文化やアイデアを共有するためのリスト「EARTH FOODS 25」が展示されます。また、この「EARTH FOODS 25」を使用して新しい価値を提案するための料理人5名が選ばれており、合計25皿のコンセプト料理も展示されます。
建築家 隈研吾さん設計の茅葺き屋根のパビリオン
全国から集めた茅を使用し、職人さんが茅葺き屋根を組み上げるそうです。日本の農業集落を思い起こさせる、小さな屋根がいくつも並ぶデザインで、日本の食文化を発信するのにぴったりの建物であるとともに、会場でもひときわ目立つ建物となるのではないでしょうか。
茅は万博会期の半年程度では傷みが少ないそうで、万博閉幕後には再利用が予定されています。
シグネチャーパビリオン EARTH MART 概要
- パビリオン種別:シグネチャーパビリオン
- 運営時間:9:30〜21:00
- エリア:シグネチャーゾーン
- 予約:要
小山薫堂プロデューサーのシグネチャーパビリオン。 私たちのパビリオンでは地球環境や飢餓問題と向き合いながら日本人が育んできた食文化の可能性とテクノロジーによる食の最先端を提示しより良き未来へと導く「新しい食べ方」を来場者と共に考えます。 食を通じて様々な「当たり前」をリセットすることでいのちにとって本当に大切なものに気づき、謙虚な気持ちから感謝や優しさが生まれ、それが来場者のほのかな幸せにつながる。 そして今夜から、食事の時間を昨日よりも少しだけ大切にしたくなる・・・そんな後味を残せればと思います。
シグネチャーパビリオン EARTH MARTの場所
