シグネチャーパビリオン いのち動的平衡館

シグネチャーパビリオンいのち動的平衡館

せっかく万博に行くのであれば、できるだけ多くのパビリオンやイベントを体験したいもの。事前にパビリオンやイベントをチェックし、予約システムを活用して効率よくめぐるのがポイントです。このページでは シグネチャーパビリオン いのち動的平衡館 について紹介します。来場計画の参考にしてください。

目次

シグネチャーパビリオン いのち動的平衡館 の見どころ

テーマは「いのちを知る」

万博のテーマを具体化するために、「シグネチャープロジェクト」として8つのテーマ事業が設定されており、そのうちの1つである「いのちを知る」をテーマに展示されるパビリオンです。担当するプロデューサーは生物学者、青山学院大学教授の福岡 伸一さんです。

パビリオン名にもある「動的平衡」とは、絶え間なく動きながらバランスをとっていることで、生命を生命たらしめている最も大切な性質であるとのこと。いのちは絶えず物質やエネルギーが流れ込み、また絶えず流れ出しているもの。このような流れは生命から生命へ手渡され、地球環境としてバランスをとっている、という「動的平衡」の流れを光のインスタレーションによって知ることで、生きること・死ぬことの意味と希望を再発見する体験ができます。

インタラクティブな光のインスタレーション

立体的なLEDで構成される光のインスタレーションで環境が表現されます。その周りから展示を見ると、自分の体が粒子化して環境の中に溶け、そして多様な生命の間を行き交いながら、生命がいかになりたってきたか、どこからきてどこへいくのかを感じることができる展示となります。

生命を感じさせる建築

ゆらめきながらふわりと浮かんでいるような屋根が特徴的な建物です。設計はNHAの橋本尚樹さん。
「いのち」「生命」を感じさせる躍動感があるデザインですが、楕円形の基礎リングと、滑らかな曲線の屋根リングとそれに張り巡らせた格子状のケーブルで、絶妙なバランスの上に成立している難易度の高い建物だそうです。
そんな絶妙なバランスで25m超の無柱大空間を実現しているとのことで、建物の中も外観も注目したいパビリオンです。

シグネチャーパビリオン いのち動的平衡館 概要

福岡伸一プロデューサーのシグネチャーパビリオン。
テーマである「いのちを知る」を提示します。ふわりと浮かんだ大きな屋根を持つ建築は、生命が動的に平衡を保ちながら、うつろう流れの中で一瞬だけ立ち現れる自律的な秩序を示す姿を表現しています。
ひとたびパビリオンに入ると、あなたの”いのち”は、たちまち粒子化されて流れの中に溶けだし、悠久の生命進化史の物語に参加していきます。生命観を根底からやさしく揺さぶり、生きること・死ぬことの意味と希望を再発見する体験をお届けします。

出典:EXPO 2025 Visitors > いのち動的平衡館

シグネチャーパビリオン いのち動的平衡館 パビリオンの場所

いのち動的平衡館 パビリオンの場所

参考

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